|
プロヴァンス(Provence)はフランス海軍の戦艦。プロヴァンス級戦艦の1隻。 ==艦歴== プロヴァンスはアーセナル・デ・ロリアンで1912年5月1日に起工した。1913年4月20日に進水し、1915年6月に竣工、就役した。 プロヴァンスの兵装は姉妹艦同様にノルマンディー級に搭載予定であった新型の34cm砲が搭載された。同砲は連装で砲塔に収められ、艦前方に2基、後方に2基、艦中央部に1基、いずれも中心線に配置された。 就役後は姉妹艦2隻と共に地中海で活動した。1940年7月3日のメルセルケビール海戦でイギリス軍の攻撃を受け中破、沈没を防ぐため自ら座礁せざるを得なくなった。その後トゥーロンで修理が行われたものの、1942年11月27日のドイツ軍侵攻時に他の艦と共に自沈処理された。 1943年7月11日、プロヴァンスはドイツ軍によって浮揚された。一部の34cm砲は取り外され、海岸砲台として使用されたこの時、34cm砲は47.5度まで仰角が取られるよう改良され35,432mの大射程距離を得た。1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦の後、プロヴァンスは閉塞船として再び自沈処理が行われた。 1949年4月に引き上げられ、スクラップとして廃棄された。 Image:Provence-2.jpg Image:Provence-3.jpg 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロヴァンス (戦艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|